バランス課のファスティング

これが、一番多く聞かれる質問です。
固形物を全く食べない、というのは経験したことがない方がほとんどなので、誰でも、最初は不安だと思います。
ですが、ミネラルファスティングは、1日に必要な最低限の栄養素は、専用ドリンクで摂取します。普段の生活の癖で、脳が食べたいという欲求を感じますが、身体は満たされています。

初めは空腹を感じることもありますが、段々その空腹感が、心地よく感じてくる方がほとんどです。

意志が弱い、とご自分でおっしゃる方は、きちんと理解して実行しようとする方が多いような気がするので、終わったあとは「思ったよりも、辛くなかった」「日数をもっと増やせばよかった」「食に対する意識が全く変わった」という感想が多いのも印象的です。

バランス課でお勧めするファスティング専用酵素ドリンクには、1日に必要な最低限の栄養素が含まれています。
このことで、体に負担をかけず、安全に断食が行えます。
エネルギーにすぐに活用できる糖質だけでなく、ビタミン・ミネラルもバランス良く含まれていることが特徴です。

また、原材料は「野菜や果物を長期間発酵させ低分子化させたもの」です。
低分子化することで、すぐに体内に吸収することが出来、デトックスの働きを促します。
「人工甘味料や添加物などは入っておらず」、「発酵物原液100％（薄めていない）」なので、余計なものが一切含まれていません。

ドラックストアの酵素ドリンクがいけない、というわけではありません。
どこの商品でも、上記のようなグレードの酵素ドリンクがあれば、それで実施すればいいと思っています。
ですが、ドラッグストアで売っている商品で、そのようなものを見かけたことは、私はありません。

せっかく、お金と時間をかけてファスティングを行うときに、「その飲み物が良質のものである」というのは、不可欠な条件だと思います。
添加物や人工甘味料が含まれていたり、ブドウ糖果糖液糖などの遺伝子組み換え原料が多く使われる甘味料が含まれていると、「身体の中から排出しようとしているものを、わざわざファスティング中に摂取する」という、本末転倒な事態となります。

目先の体重減少だけを追うのであれば、一時的には有効なものかもしれませんが、「体重減少だけでなく、デトックスをして身体の本来の機能を取り戻し健康体を持続させる」というバランス課の推奨するファスティングでは、専用の酵素ドリンクで行うことをお勧めしております。

家族の食事を作っている方には、必ずつきまとう問題です。

まず、「自分はファスティングを行うので、一定期間食事は摂らない」と、ご家族にきちんと伝えることをお勧めいたします。
お子さんがいる場合などは、突然お母さん（お父さんかも）が一緒に食事を食べなくなったことで、動揺するお子さんもいるようです。

しっかり知らせることで、目の前で食べないなどの配慮をしてくれるかもしれません。
ファスティングをきっかけに「自分の食事を自分で作ってみる、と、子供が料理をしてくれた」という方もいらっしゃいました。

私自身も、ファスティング中でもいつもと変わらず食事を作っています。
私の場合は、食材を触り調理することで、逆に「食べたいという欲求」が緩和されるようなところがあります。
「味見程度ならしてもいい」と皆さんにはお伝えしていますが、私は味見もしません。 味見だけでは物足らず、食べたくなったら困るからです笑

また、知識がつくと食材も気になって、ファスティング時の家族の食事が、健康的なメニューになったりします。
家族の食事を作る方にファスティングを体験していただきたいと考える理由は、このためです。

どうしても大変な方は、無理に作らず、缶詰やお惣菜、外食などに頼るのも、ありだと思いますよ。

大丈夫です。資格がない人なんていません！
実は私は、そういう方に一番ファスティングをしてほしいと思っております。

やればわかるのですが、ファスティングをして「食べない」期間を過ごすと、「食べる」ことの大切さが、身に染みて感じられるようになります。
普段、意識することなく口にしているものが、自分の身体を作っている材料そのものなのだということが本質的に理解できると、その後の食生活に変化がきっとあると思います。
すぐに変化がなかったとしても、「知る」ことで選択肢が増えます。

「自分の食生活は、自分で選択する」という当たり前の生活を皆さんに送っていただきたいと考えております。
良し悪しを知った上で、その方が納得してインスタント食品を食べるのであれば、それもありだと思っております。